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五井野正博士の中学生時代1

五井野正博士は小学4年の時に担任の教師が答えを出さずに「大人になったらわかる」と言ったことがきっかけで、中学時代は授業中は先生の話をきかず、図書館から借りてきた本を読みあさっていたようです。それでは秋田のフリーペーパー「あおぽ」さんに掲載されていた、五井野博士の中学時代のエピソードを紹介します。

以下「あおぽ」vol.360より

Q:中学生の時はどんな本を読んでいたのですか。

ともかく僕は一番難しいものしか興味がない。だから学校で一番難しい本を全部読むという性格でしょうね。そこで、2〜3冊くらい借りて全部読んでいましたね。

特にガモフ全集はおもしろくて、おかげで物理学が得意になった。その中で新しい理論としてアインシュタインの相対性理論が紹介されているんですね。今は一般的ですが、当時はまだ知らない人が多かった。その相対的な考え方を色々な考え方に応用しましたね。

Q:どういうふうにですか。

例えば、相対性理論を分かりやすく言えば、乗っている電車から外を見たときに自分は動いてないと思えば、外の景色の方が動いて見えるでしょう。

それを相対性というのですが、私はそれをさらに応用して、例えば自分が黄色いメガネをしていれば白の色は黄色に、黄色の色は白に見えてしまう為に、

同じように自分の考え方に偏見があったり、先入観があったりすると、相手が純粋な人だと、逆にその人は偏見を持っているとか自分が考えているような人に見えてしまうという事です。

Q:考えてみると本当にそうですよね。でも、それって恐ろしいことだと思います。

そうです。だから、私は中学生の時から人を偏見や先入観で見ないようにして、それが教科書だろうと、そのまま信じないで良く考えて読むようにしているのです

Q:えー、教科書もですか。

はい、そうです。
確か中学1年の弁論大会でも権力者によって歴史は書き換えられ、教科書も変わる。だから今の教育は今の政治家が悪くなるから悪くなると言ったと思うんです。

Q:そういう事は今の大人でもなかなか言えない事ですが。


中学生にして、相対性理論をこのように理解しているとはすごいです。しかも人との関係にまで拡げて考えるとは思慮深いといいますか、本質を深く理解しているということですね。弁論大会の内容も聞いてみたいところです。が、1960年代の話ですので、録画などされてないでしょうね。


(続く)


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五井野正博士の小学生時代2

小学4年生の時の事件がきっかけで、授業中は先生の話を聞かず、図書館から借りてきた本を読みあさるようになった五井野少年ですが、その後、どうなったのでしょうか。

以下「あおぽ」vol.361より

小学校5年、6年とも、美人で気の強い独身の女性教師が担任でしたが、授業中にいつもの様に好きな本を読んでいました。テストは、理科や算数はいつも満点だったから勉強については何も言わなかったと思う。
でも何かの件で私に怒ったことがありました。

Q:授業中に教科書でも読みなさいと行ったのですか?

今の時代なら、違ったんでしょうが、当時は教師の言うことが絶対の時代でしたからね。
たぶん私は「教科書は読まなくても勉強はできます。自分の本を読んでいても、先生の話もちゃんと聞いています」とか言ったと思う。

すると担任の教師は、勉強できない子はいつもひっぱたいて廊下に立たせたぐらいだから、でも私には成績の面では言えないので、見せしめに、冬に寒くて赤ぎれになって汚かった手を、教室の端から端まで皆に見せろと言われて歩かされた。その時は好きな女の子がいたので、その時だけは恥ずかしかった。


今でしたら体罰で問題になりますが、当時の学校はこんな感じだったんですね。

そこで私もついに怒って、ある時教師が炭酸ガスは空気より重いと言ったので、私はすかさず、「先生、煙の成分は二酸化炭素と水蒸気なのですが、空気より重たいのに何故上に上がるのですか」と質問した。

もちろん自分はちゃんと理由を知っていました。
しかし教師には無理だろうと思って、答えられない質問をした。
もちろん教師は色々反論したけれども、私のほうがはるかに知っていたから、そのうち教師は遂に泣いてしまって教室の外に出てしまった。

そして、隣の教師を連れてきて、その先生が僕に一生懸命説明をする訳です。
そこで、私はその教師の言う説明をさらに上をいく説明をして、結局授業は終わったと思う。
それから担任の教師は、私が授業中に何をして文句を言わなかった気がする。

それで楽しかったのは、いつも難しい問題を生徒に出して、答えを出した人だけは外で遊んで良いというテストをしたので、私はいつも一番に答えを出して、しばらくは一人でグラウンドで考え事をしたりして、ほとんど授業を受けたことがない。今考えると、授業に自信がなくなったのかな。

Q:先生は学校で勉強するより、一人で考えている事のほうが多かったんですね。

そういう点で担任の教師は僕にとって良かった教師です。特に6年生の後半はほとんどグラウンドや学校の屋上にいたんじゃないかな。

だから、おかげで考える時間がたくさんあって、自問自答してましたね。わからないことがあると本を読んだり、色々考えたりしてわからない事は一つもなかったですね。

そこで、友達に何か私にわからない事や難しいことを質問してみろと言って、何でも考えていました。


飛び級をさせたい生徒ですね。教師の立場になれば担任にはなりたくないかもしれませんが...素直になることができれば、教師も生徒からも学ぶことができますね。

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五井野正博士の小学生時代1

さまざまな分野で活躍されている五井野正博士ですが、博士の略歴を見てもにわかに信じがたいと思います。

どういうきっかけでこのような多方面の分野で活躍されるようになったのか、子どもの頃の博士にスポットを当ててみたいと思います。

秋田県で13万部以上発行されているフリーペーパー「あおぽ」vol.360に博士の小学生の頃のエピソードが載っています。

1970年代に電波望遠鏡を作ったり、ナノホーンの量産に成功した科学者でもある博士ですが、科学に目覚めたのは、小学4年生の時の自主研修がきっかけだったようです。

それまでは、頭にポマードをつけたり、机の上に乗ってポール・アンカやニール・セダカのアメリカ音楽を歌ったり踊ったりする少しおませな少年だったとか。

以下、「あおぽ」の記事より

「担任の先生が、自分で何か研究発表してみなさいと言ったので、宇宙が好きだから銀河系の研究を黒板に描いて発表したんです。

黒板に円盤型の銀河系を書いて横の長さは10万光年、縦は1万5千光年の大きさ。1光年は光が1年かけて届く距離です。我々の太陽系は銀河系のはずれの方にあって、中心に向いて回転してます。

地球から見れば北極星は地球の上のほうにあるから、地球が銀河系を回っていくと北極星は少しずつ動いてるように見えると言ったら、同級生が教科書とは違う、北極星は絶対に動かないと猛反対して、詳しく説明してもわからないので、先生に聞くと、それは大きくなったらわかると言われました。

同級生には「お前なんか大人になったらわかるんだってよ」といった悪口を言われた悔しさと腹立たしさから授業中に先生の話も聞かなくなり、教科書も読まずに図書館から借りてきた本を読んで、独学で勉強をはじめ、これをきっかけに教科書が絶対的に正しいとは思わなくまりました。


これは子どもにとって相当ショックな出来事ですね。理解者であるはずの先生がきちんと答えてくれないのは。

よく、大人になったらわかるとか、進学してから考えなさいという先生がいますが、先生自身がよく分かっていない場合が多々あります。

大人になれば学校の先生が教科書からしか学んでないことに原因があることがわかりますが、子どもにとっては先生は絶対的な存在であり、その先生がわからないというのはとてもショックです。

博士の科学に目覚めるきっかけともなった小学校4年生の時のエピソードでした。

(続く)

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