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五井野正博士動画1

YouTubeに掲載されている五井野正博士の動画をピックアップしていきます。

動画とは全く関係ない誹謗中傷記事を掲載しているものがあります。見ると影響を受けてしまいますのでご注意下さい。

まずは1978年にNHKの『若い広場』でインタビューされた時の映像です。

「五井野正 博士 空き缶リサイクル インタビュー 1978年 Tadashi Goino」



この映像は1978年に当時28歳の五井野博士が東京と京都の間をリヤカーを引きながら道端の落ちている空き缶を10万個拾い集めるという空き缶征伐の「缶軍」を行っている頃、NHKのインタビューに応えた映像です。

空き缶運動を行うきっかけは1974年に遡ります。

1974年にウィッピー総合研究所を設立し、富士五湖の水質検査を行った五井野青年は、リン酸汚染の原因が空き缶であることを突き止め、その後、ギター、ハモニカ、カスタネットを同時に演奏しながら全国各地で「歩け歩いて空き缶回収運動」を行い、テレビ、ラジオ、新聞等のマスコミで大反響となります。

その後、日本コカコーラ本社に回収した空き缶をトラックに満載して訪れ、空き缶のデポジット制をアピールし、日本コカ・コーラ社は空き缶処理のプレス機を設置することを約束。

1975年には空き缶4万個ををプレスして新日鉄を訪れ、空き缶リサイクルの協力を訴えたり、アルミの空き缶で発電した空き缶電池で推進する「空き缶号」を製作し、富士五湖に浮かべて省エネ、省資源、空き缶リサイクルをアピール。

4年間の運動の模様は、新聞・雑誌・テレビ等で、のべ100回以上も報道され、東京都をはじめ地方自治体のゴミ行政の改革、国会にもオブザーバーとして呼ばれるなど、リサイクル法案の設立に大きく貢献しました。


以下、音声を書き起こした内容です。

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(インタビュアーをIとします)

I:さてその、五井野さんと空き缶の出会いなんですけれども…

そもそも5年前に、富士山の麓でウイッピー総合研究所というのを作ったんですよ。

その時に水質調査だとか、そういうのをやってたんですよね。穴あき病なんかが全国的にたくさんありましてね。魚が毎年沈むわけですよ。

それは内蔵、穴あきですからね 重金属、で、現地で色々見ていると、工場も何もないし、湖の底に空き缶がどっさりあると。

で、そこからね、そういうものが空き缶運動になっちゃったんですよ。

I:ということは実質的な運動というのは空き缶を拾うという作業と…

拾うったって捨てる人がいますからね。これはイタチゴッコでね。

そうじゃなくて、生産オンリーの今までの国と企業のね、そういうものの考え方を変えると、

それをただ僕たちなりに、音楽とかそういう形でね、ぶつかりあうというのかな、やっぱり人間同士ですからね。

I:その、拾った空き缶はどうしてるんですか?

リサイクルの形が現在できてないわけです。それがそもそも運動の発端なんですね。

拾うのは美化運動でもボランティアでもいくらでもできますけれども、その後のね、それが埋立だとか、そういう形で使われてますから。

それをね、国側、あるいは企業側にと、行政だけの責任じゃないと。だから現実は拾ったあとが大変ですね。

I:確かに空き缶を拾って、行政とか、企業とかに問題として考えてもらいたいとやり続けてきて5年間たったんですよね。この5年間という長さでね、途中で辞めようとか思ったことはないんですか。

辞めようって事はないよね。

やっぱり一つの区切りをつくってね。僕たちには僕たちの生き方というか、生き方は運動の中で示されますけど、生活というか、文化がありますからね。

だけど、一つの区切りでこれで終わらせようと、一つの結果を出そうと、それをやった途端にね、今度は逆にこれが初めになっちゃって、また意地だとか、いろんな状況におかれて、またやって、また最後に終わらせようと思ったところが、また初めにまたなっちゃうと...。

I:僕なんかのイメージだと 空き缶ってのはどこにでも落っこちてるしね。それを拾って問題にしようとするのは、空き缶の方が多すぎちゃって何か嫌になっちゃうんじゃないかと思うんですよね。

それはやる前からわかってたことだし、ただ誰かというよりね、はっきりいって一度突っ込んでしまうと例え自分のイメージが違ってようが何しようが、もうともかく後は意地ですね。

結局いろんな障害とか圧力とか問題が出てきて、そこに対してそれが一つの支えというかやってきた。

I:なぜリサイクルということをを考えなきゃいけないのかということが問題になってくると思うんですね

それはね全ての自然というのは循環しているわけですよ。
だからエネルギーだってね そのように何でも一つの方法にただ向かえば必ずねバサーンとくるわけですね。

ところが自然というのは必ず循環している
だから我々の生産活動も、我々の観念も 全てがこの空き缶を例えにして循環ってことですね。

I:ぐるぐる回っている、むしろ回っていることが自然だということですね。

そうですね。さもないと時間がなくなっちゃいますよ。前に進めなくなっちゃう

I:でもその例えば近代文明の中でね、どんどん進むばっかの計画が強くなってきてますね。それに対してリサイクルって言っても、なかなか人の気持ちっていうのは変わらないような気がする。

それはね動きとして出てこないから...誰にも多少あるわけですよ。

しかし、ただ醜い面だとかいろんな面ばっか見てると結局何も動けなくなってくる

何かね、それが初めのうち信じられませんけどね。それが続いていて、何かがあれば、いずれだんだんと心の中にあるものが出てくると、そこまで文化にしたいと...。

I:今後の方向ですけれども、たま大きなイベントをやって辞めようとするわけですか。

今、リサイクル法案を国会で通したい

I:かなりいいせんまでいってますか?

いってますね。一応呼ばれてますんで。

I:そうですか、わかりました。まあ頑張ってやってください。

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いかがでしたでしょうか。

とても正義感に溢れている感じが伝わってきます。単にゴミ拾いの奉仕活動ということでなく、この頃からしっかりと空き缶を資源として捉えているところが凄いです。

果たして今の日本人にこのようなことが出来る人がいるでしょうか。一人の若者の力が国や企業を動かしたというパワーに圧倒されますし、この映像からも勇気をもらうことができます。

今の若い人達にはピンとこないでしょうが、当時の日本は世界的にも恥ずかしいくらいゴミだらけで、公害に対する意識のとても低い国でした。途上国に行った時に感じるのと同じ様な状況です。

車の窓からゴミを捨てるのは当たり前で、道路脇には空き缶、タバコをはじめゴミが散乱し、前を走っている車からゴミが飛んでくることがざらにありました。

インタビュアーの質問からも当時の意識がわかると思いますが、日本がそのような時に、若き五井野青年の運動のおかげで、空き缶を資源として回収することに繋がり、リサイクルという考えが日本に定着し、ゴミの分別、少資源、少エネに日本人の意識が変わっていったのは紛れもない事実です。

「循環のないものは、前に進めなくなる」原子力発電がその典型ではないでしょうか。今の技術ではリサイクルすることができず、このまま行くと核のゴミで日本が埋め尽くされてしまいます。

選挙が近づいてきましたが、これからの将来をよく考えられて投票していただくことを願っています。


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テーマ : 環境・資源・エネルギー - ジャンル : 政治・経済

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