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2012年7月29日 五井野正博士の札幌講演会に参加して

7月29日、幸運なことに札幌市で開催されました五井野正博士の講演会に参加することができました。

感想ですが…いやぁ凄かったです。福島原発の問題を中心にお話されましたが、他では聞けない内容でした。新聞やネットで調べてもこれだけの情報はまずでてこないと思います。知識レベル情報レベルが全く違います。

それでいて単なる情報ではなく、調査分析した上で誰にでも理解できるようとてもわかりやすく説明されていました。集まった方も、女性が多かったと思いますが、皆さん最後まで真剣に話を聞いていました。

これがアカデミーレベルなのかなと思います。以前、筑紫哲也さんの報道番組TBSの「news23」で報道されたチェルノブイリ原発4号炉に関しての取材も、五井野博士は当時の事故処理担当の総指揮官ヴァレンニコフ元帥をはじめ、アカデミーメンバー等の科学者にきちんと会って取材をしています。

日本にはアカデミーがないのでピンとこないかも知れませんが、海外では科学者として一番の名誉はアカデミーの会員になることだそうです。アカデミー会員というのは大統領や国王の御用学者という意味にもなり、何か重大な問題が発生した時には、各分野のアカデミー会員が集まり、その中で解決をしていきます。

日本の場合、今回のような事故が発生した場合、大学の教授とか博士とか専門家に聞きに行くことになると思います。しかし、違う分野の人たちとの交流がほとんどないのか、人によって意見がバラバラで、かえって混乱した状態になってしまいました。

欧州には主席科学顧問というのがあって、即座に科学者のネットワークにつながりますが、日本の場合、海外とのネットワークがほとんどないのか、海外の専門家から意見をもらうということがあまりないようです。

日本の大学教育は、例えば、物理なら物理、化学なら化学の専門課程に進んだ場合、それ以外のことは教養課程でしか学びませんし、専門分野の研究に入ってしまうとそれ以外のことを学ぶ機会はさらになくなります。ですから放射線のみの専門家が今回の福島原発事故のように多方面に渡る問題を的確に判断するのは難しいということです。

ヨウ素、セシウム等の性質は化学の知識、α線、β線、γ線は放射線物理学の知識、人体への影響は生物の知識など多方面に渡る総合的な知識が必要になります。マスコミ等の報道機関は、専門家から聞いた話を独自に判断して掲載しているだけで、細かい調査もしていないため、どの専門家に聞くかによって話が全く違ってきます。

このような日本の現状の中で各分野に専門知識を持つ五井野博士がどのようなお話をされたのか、一部内容を箇条書きにしてみます。

◎福島原発の事故とは一体どういう事故だったのか?なぜ爆発が起きたのか?3号炉は水素爆発なのか、核爆発なのか?もし核爆発だった場合の理由と原因、どのくらい外部に放射能が漏れたのか。
◎放射線を浴びると、細胞にどのような影響がでて、人体にどのような影響があるのか。どのくらいのエネルギー量を浴びるとDNAを切断してしまうのか。
◎自然放射能と人工放射能の違い。人工放射能のほうが危険な理由。
◎日本の報道と海外での報道の違い。日本では報道されないため、日本人だけが知らない海外での報道。
◎ヨウ素とセシウム以外に100種類もの核物質で汚染されました。その影響力は?
◎紫外線に当たると皮膚がどうなるか?それよりもエネルギーの強いγ線を浴び続けるとどうなるのか。
◎広島、長崎で亡くなった人は実際どのくらいいたのか。なぜその数字が隠されてしまったのか。
◎チェルノブイリ原発事故の原因。どのくらいの人が実際に亡くなっているか。
◎放射能が子どもたちに与える影響。メンデルの法則では劣勢遺伝子は何代目にでてくるのか。
◎福島原発の軽水炉とチェルノブイリ原発の黒鉛方式どちらが危険か。
◎なぜ日本に原発が多いのか。誰が何の目的のためにつくったものなかのか?本当に平和利用が目的だったのか。
◎福島原発と浜岡原発の共通点は...アメリカの原子力潜水艦。
◎日本の原発はどのくらいの地震に耐えられるか。格納容器が壊れなくても、そこに繋がっている配管はどの程度の地震で壊れるか。配管の水が漏れるとどうなるか。
◎六ヶ所村やもんじゅで行おうとしている再処理は可能なのか。可能でないならなぜその施設をつくったのか。
◎なぜ北極の氷が溶けているのか?
◎なぜ猛暑が続き、もの凄い量の雨が降り、洪水がおきているのか。エルニーニョと現象とは関係ないその理由とは。
◎これから地球の地震や火山の噴火が増える理由。
◎火星は本当に寒いのか?


などなど、どれもマスコミ報道や政府の報道、御用学者の話とは違い理由が明確で、納得のいく内容でした。

今回の講演会の主催者の阿部さんが素晴らしい感想を書かれていますので、ぜひご覧ください。こちらのほうが参考になると思います。

http://blog.goo.ne.jp/abetaku19780107


阿部さんも書かれてますが、五井野博士の場合は、危険危険と恐怖をあおるのではなく、必ず対応策があるということ、希望があるということを述べられているのが他の人たちとは違うところです。

安全安全と唱える方は、原発推進側のデータを科学的な根拠も無く鵜呑みにして、都合の悪いデータは逆に根拠がないと無視して、すぐには影響がないから大丈夫と思い込ませるパターンです。ストレスはかからないかも知れませんが、確実に体は影響を受けます。

もう一つは危険危険と騒ぐだけで、政府や学者の言うことには全て反対、何か隠しているのではというパターン。今回のような非常事態時には最悪の事態を想定して怖いくらいに対策をしていたいほうがいいと思いますが、全ての情報に反対するのではなく、情報を良く調べて最終的には自分で判断する必要がでてくると思います。

明日8月5日(日)はいよいよ福岡講演会です。五井野正博士のお話を聞きたい方は、せひ足をお運びください。

http://kaze.yoka-yoka.jp/e866627.html



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テーマ : ほっとけない原発震災 - ジャンル : 政治・経済

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