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空きカンからたばこ公害撲滅へ

北海道や岩手県では台風による大きな被害が発生したばかりですが、また新しい台風が近づいてきました。世界的にも洪水、地震、火山の噴火等が、普段は起きないような場所で起きています。今後は想定外のことが起きる可能性が高まっていますので、個々人での準備が必要になると思われます。

時は遡って1975年(昭和50年)、この頃から空き缶と同じくそこら辺中にポイ捨てされていたタバコにも焦点を当てられました。単にタバコを拾うということではなく、寸劇や音楽を交えながらポイ捨てする人たちの意識を変えながら、製造者への製造責任を訴える運動をされ、社会的にも大きな影響を与えました。

電車内や駅構内が禁煙になったきっかけは、このモク拾いにあるのではないでしょうか。


五井野正オフィシャルサイトより
<引用元 1975年3月17日 讀賣新聞>


寸劇とロックの集いで訴える
若者集団「ウィッピー」空きカンやたばこ公害


「昨年は空きカン、今年はモク拾いからー」こんなかけ声をかけて、日曜になると東京の新宿や銀座の歩行者天国、国電車内、駅のホームで投げ捨ての吸い殻を拾っているのがウィッピーの若ものたち。

五人ぐらいで歩き、白の敷布をまとって「空缶(かん)寺」のタスキ。左手に鐘、右手につまみバサミ。チーンと鐘をならしては口をそろえて”タバコ公害、モク拾い”。三人でもこんな寸劇が飛び出す。

一人が語り手になりまず叫ぶ。
「寸劇!第三弾、宮本武蔵より」「佐々木小次郎は武蔵が来るのを今か今かと待っていた」一人がたばこをせわしなく吸ってイライラしている動作。

語り手「その時、武蔵、改札口の方からスタスタやって来た。小次郎それを見て思わず・・・・・・」
たばこを捨てて足で踏む小次郎。その動作ももどかしく、つまみバサミを身構える。やてきた若ものは武蔵。大声で「小次郎!おまえの負けだ」。
「なに」と問いつめる小次郎に「おまえはたばこを捨てた」。襲いかかる小次郎。双方、モク拾いのつまみバサミでチャンチャン。立ちまわって空を切ったとたんバッタリ倒れる小次郎。「たばこさえ捨てなければー」。

寸劇に登場するのはシェークスピアのハムレットあり、おシャカさまあり、幕末の薩長連合、江戸城開城なども。投げ捨てが習慣になった消費者や、火事のもとになるたばこを値上げして増産する専売公社も風刺しているが、こんなコントもある。

空きカンをところかまわず投げるカンタローが駅のホームでこんどはたばこを捨てる。せっせとモク拾いしている駅員のモクタローとのやりとり。

モクタロー「お客さん、たばこ捨てないで下さい」
カンタロー「君はこれを拾うのが仕事だろう?」といって、また平気で捨てる。
モクタロー怒って「どうして捨てるのですか。電車を動かすのが私たちの仕事です」
カンタロー「捨てても、拾ってくれるからクセになっちゃった。あまりにも君たちサービスがモットーだからね」
モクタロー、びっくりしたようによろめく。

「これは私たちの主張でもあるんですよ」とグループの一人、駒澤大学自然保護研究会の大波行平さん。

さきごろウィッピーの代表、五井野正さんらがたばこ公害の被害を受けている国鉄に駅ホームの清掃ストを三日間するように要請する文書を国鉄総裁あてに渡している。

もちろん、これに先だって専売公社には投げ捨て公害のもとになるたばこを五月から値上げまでするのはやめるよう文書で要求もした。

「寸劇はこのような消費者運動の抵抗のしかたの一つです。専売公社は投げ捨て公害を喫煙マナーの問題だけにすりかえているのですから」と五井野さん。今月二十八日、川崎の中原市民会館で空きカン拾いのロックとモク拾いの寸劇の会を開くため、グループは今、忙しく動きまわっている。




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