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複合生命体の太陽系惑星8

前回はニュートンの生まれた頃の時代背景のお話でしたが、今回は更にニュートンの生い立ちについて入っていきます。

以下、『あおぽ』vol.849号(2013年1月11日)五井野正博士 特別寄稿記事より引用
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複合生命体の太陽系惑星⑧

・今、ニュートンの万有引力の法則が誤っていたという何でも博士の話が大きな話題となっています。

ところで、前号ではニュートンの万有引力の考え方はイギリスの世界支配と一緒に広まっていくという興味深い話で終わりましたが、今回は、もう少し、その辺りの歴史について詳しく教えてください。


「はい、わかりました。まず、イギリスの国自体を説明しましょう。現在私たちがイギリスと呼んでいる国は英語ではUnited Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(グレートブリテンと北アイルランドの連合王国)と呼ばれています。

vol849-1.jpg


「グレートブリテン」イングランドスコットランド、それにウェールズの国々を指します。私たちは英語の事を「English(イングリッシュ)」と呼びますが、スコットランドウェールズの人々に対して「English」と呼ぶのはタブーの様です。

と言うのも、イギリスの長い歴史の中で考えれば、民族的にスコットランドウェールズケルト人イングランドゲルマン人の中のアングロサクソンの諸部族という歴史があるからです。

そして、歴史的にみれば、まず1282年にイングランド王国がウェールズ公国を併合しました。それから、ニュートンの在命中の1707年にイングランド王国スコットランド王国と連合して、ここでグレートブリテン王国が成立しました。

そこで、「English」と言う言葉は「英語」という意味の他に「イングランド人の」という意味があります。だから、スコットランド人ウェールズ人はこの言葉にどんなイメージを受けるでしょう?」

・やはり、そういう言葉は民族意識からするといい気分はしませんよね。となると、私たちがイギリスに行く時はこの様な歴史背景をキチンと知っていなければいけませんね。大変勉強になりました。


「そうですか。余談ですが、「English」のもともとの本来の原語は「アングル人の」という意味を持つのですよ。フランス語で”En“は”アン“と発音しますから「English」はフランス語読みで”アングルシュ“って読めるでしょう。(ハイ)

実はイングランドは中世(1066年)にフランスに支配されたことがあったのです。だからイングランドの支配階級はフランス貴族でフランス文化の中にイングランドはありました。その後、フランスとイングランドの間に百年戦争が起き、イングランドはそれによってまとまっただけでなく、国家意識も国民が持つ様になってフランスに対抗するようになったのです。

これがイングランド人がフランスに対する強い国民的アイデンティティを持つ理由なんです。しかも「アングル人」は歴史的にイングランドに移ってきたアングロサクソン人の一部族を指す名称なので「アングルシュ」という言葉をスコットランド人ウェールズ人に押し付けると彼らはイングランド人と違って歴史的にアングロサクソン人に支配されていないから彼らの民族的アイデンティティを傷付けてしまうという訳です。」

・へえーそうなんだ。知らなかった。という事はニュートンはイギリス人であってもイングランド人ですか?それともスコットランド人

ニュートンイングランド王国生まれで、生まれたのは1642年のそれもクリスマスに生まれました。未熟児だったと言われます。生まれた時は父親は既に他界して、母親もアイザック・ニュートンが3歳の時には再婚してしまったために両親の愛を知らない子供として祖母に育てられたのです。身体が小さいため、いじめられて内向的な性格だったようです。

1661年にケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに入学し、時間と空間の絶対性を重視するアイザック・バロー教授と出会い、多大な庇護を受けます。それが為にバロー教授の影響を強く受けて1665年、つまり23歳の時に万有引力を考えたと言われています。」

・え!23歳の時に万有引力を考えたのですか?

「と言っても、単なる考え方ですから驚くことはないと思いますよ。実際には22年後の1687年に出版された『自然哲学の数学的諸原理(プリンキピア)』の中で万有引力の説明がされるのです。

しかし、この時、ロバート・フックが重力について自分の方が先に考えていたと主張し、ニュートンと対立するのです。

と言うのもニュートン万有引力を考えたという1665年にロバート・フック『顕微鏡図譜』を出版して自ら製作した顕微鏡(写真1)を使って西欧史上初と言われる100点を超える動植物のスケッチを掲載していますし、生体の最小単位を示す”Cell“(細胞)も発表しているだけでなく、重力による引力も論じているのです。

vol849-2.jpg


だからニュートンは重力の発見をフックよりも自分の方が先であると言う理由の説明をするために23歳を過ぎた頃にリンゴの木からリンゴが落ちるのを見て重力を考えたと知人に語ったという話を流布させたのかも知れませんね。」

・なーんだ、そうなんですか。となると、ロバート・フックという人はどういう人なのか気になりますね。

フックの法則という言葉を知っていますか?高校の物理で習ったと思いますが、バネにかかる力は伸ばした距離に比例するという弾性に関する法則を考えた人です。

このフックの法則によって現代のバネ量りが重量を測るのに使われている訳です。さらに、ぜんまい仕掛けの懐中時計を発明しましたが、特許を取らなかったから金持ちになれなかったとも言われています。

でもこの人は機械工学や物理学だけでなくイングランドのレオナルドと呼ばれる程の多才な人だったのです。」

・へえ、どんな才能を持っていたのですか?

「まず、画家になろうとした位、絵が上手だったようですが、建築家としても有名な人です。というのも、測量や地図の作成で西欧歴史上初めて近代的な平面図を考えた人だからです。例えば、ロンドン大火の時は焼け跡の半分位を測量して、大火の後のロンドンの都市計画に格子状の街並み再建案を提出したりしてますよ。

また、グレゴリー式反射望遠鏡を作って火星や木星が自転していることや土星の環を観察したり、プレアデス星団や月のクレーターのスケッチなども残しています。

さらに、ボイルの法則で有名なボイルと一緒に真空ポンプを制作したりして、物体の熱膨張や空気が微粒子(酸素や窒素のこと)で出来ていること等を示唆しているのです。」

・へえ、すごい人なんですね。となると、どうも万有引力フックの方が先みたいですね。当時のニュートンは単なる学生の延長線みたいな人なんでしょう。

「そうです。よくわかりますね。例えば、フック『顕微鏡図譜』を出版した翌年の1666年に王立協会で”重力について“の講演を行い、その講演の中で、移動する物体は何かの力を受けない限り、そのまま直進するという慣性の法則を発表しているのです。これはニュートンの第三法則の1つである慣性の法則と全く同じ概念ですね。さらに引力は距離が近いほど強くなると講演で述べています。

ところで、最近の研究によると、惑星の引力が距離の逆2乗に比例するという考え方は1660年代末までには広く知られていたことがわかり、結局、万有引力ニュートン独自の発見ではないことがわかってしまったのです。」

・え!そうなのですか!?じゃあニュートンは何を発見したのですか?

「それはまた次号で話しましょう。驚くことがたくさんありますよ。」
  

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昔の教科書ではニュートンが重力を発見したように教えられてきましたが、どうやら万有引力自体はニュートン独自の発見ではないようです。

どちらかと言うと科学者はデータや数式のみ、歴史学者は過去の文献のみで理論を組み立て、正しいとか正しくないとか主張し合っているように感じますが、五井野博士のように数式だけではなく、時代背景や個人の生い立ちなど様々な角度から実像に迫ってみると見えてくるものが違ってくるように思いますが、いかがでしょうか?

五井野博士の記事を読んでいると深く考えされられます。

(続く)

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