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七次元よりの使者6

宇宙船内の続きです。

五井野正 著『七次元よりの使者 第0巻』より引用します。

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母船は油の中を滑っているかの様に静かに運行していた。この母船は円筒形で長さは八百メートルあった。この母船の横と後に同じく母船の編隊が列をなしていた。母船は単独で動く事が多くこの様に編隊を組んで行列するのはまれであった。


太陽系に重大な何かが起きるのだ!


ピーピーピー 緊急事態発生の警告音である。

「こちら、地球観測機の総合本部である。地球に常備配置した観測機は全て地球の磁場の急激な変動を観測し送信してきた。映像による確認では地球上に輪の様な物が発生、データーによれば地球の地軸は現在三十度に傾いている事が確認されている」


この突然のニュースに雄一やウイリットンは棒立ちになって室内は一瞬の内に静まりかえった。

「ただいま土星より円盤の緊急発進の準備が進められており、母船はただちに回収する体制に入るよう指示が出されました」


ウイリットンや他のメンバーたちは息を切る様にして動き出した。雄一は一体何がこれから起きるのか不安になり、ウイリットンの後を追う様にして声を出した。


「地球は、地球はどうなるのですか?」


ウイリットンは後をふり返る余裕もない程に動揺していた。

「わからない。早過ぎる。早すぎるんだ。我々は早くともこの事態が起きるのは早くても今年いっぱいかかると思った。たったこの二~三日中に地球は大きく変化してしまった。我々のコンピューターはまったくこんな状態になる事を計算していなかった。一体、一体地球に何がおこったんだ」


雄一はその強い口調に言う言葉がなくなってしまった。一人取り残されて椅子に坐っていると先程の金髪の女性がコップに飲物をそそいで持って来た。


「雄一さん。大丈夫よ。前もこんな事があって奇跡的に助かったんだから。地球にはまだ私達の知らない未知の力があると思うの」


「僕もそう思うね。僕の地球だから」


雄一は笑って応えた。金髪の女性も笑顔で応えて又、忙しそうに部屋を出て行った。
雄一は又、取り残された。一分がまるで十分、二十分の様に感じ始めた。


ウイリットンがやがて部屋の中に入って来た。

「雄一さん。残念ながらこういう事態になって地球に貴方を戻す事は難しくなってしまいました。今、アメリカのUFO連絡協議会に地球の事態変化を送信したのですが、どうやら混乱状態に落ち入っている様です。ヨーロッパではまだ目立った動きはみられない様です。ヒマラヤでは一部の人達が集まり始めている様ですが分断されています」


「日本のコスモス総合研究所は?」


「今、何度も送信している様ですが・・・」


ドアーの開く音がしてウイリットンが振り向くと金髪の女性が声をかけた。

「ウイリットン船長、コスモス総合研究所と交信が地球特別調査船で行われているそうです」


「そうか、石川さん。君達の仲間と連絡が取れた様だ。詳しい事はコンピューター記録装置室に行けば交信文が読めるはずだ」


再び一人のメンバーが部屋の中に入って来てウイリットン船長に伝言文を渡した。船長はそれを受けとって読み始めたが顔は深刻な表情をしていた。


「石川さん。どうやら地球の時空間は最後の状態において狂ってしまったようです。我々の観測機は地球上で異なる時空間を観測したデーターを送ってきています。これは最悪の状態では地球自身が分解してしまう事を意味しています。つまりゼロ次元化です。そして今、土星では連盟会議が行われているようです」


ウイリットンはそう言葉に出すとあとは無言で又、部屋の外へ出ていった。雄一は又、椅子に座った。
ドアを静かにあけて入ってくる女性がいた。雄一は気がつかない様であった。


「雄一さん」


雄一はその声に驚いた様に反射的に振り返った。チルリである。

「あ、チルリさんだったっけ」


「ええ・・・地球は困った事が起きた様ですね。もし良ろしかったら気分直しにスカイラウンジに案内しましょうか?地球の姿が見えると思います」


雄一は喜んでうなずいた。チルリは雄一の手に触れ静かに部屋の外に案内する様に出て行った。


外は長い廊下になっていた。百メートルばかり歩いて右横のエレベーターに乗るとエレベーターのドアーが開かれた途端、雄一の目に印象的な宇宙の実像が目に入った。


宇宙は真暗で無に等しいといった知識はまるで虚事の言葉である。確かに宇宙は暗い。しかし、時々流れる無数の隕石はなお黒い固まりとしてハッキリと見える宇宙空間はまだそれから比べるとずっと明るいのである。


「あの光っている物は円盤ですか?」

雄一の見た物は無数のホタルの様な発光体であった。


「いいえ、あれは生命の核です」


生命の核?」


「そうです。地球ではこんな事は理解出来ないでしょうが、この宇宙空間は天の海と言った方が適切でしょう。あの光っている物は宇宙の海に浮かんでいる生命体なのです。大きさは質量として量る事は出来ません。あの発光体が様々な星に降りるとその星の低級組成物質を取り込んで生命体を同じ様な状態に高めてゆくのです。それが肉体として表現されているのです。あの発光体は一つ一つが英知の結晶なのです


英知の結晶?」


「そうです、英知は生命と同質、同質量なのです


英知は生命と同質、同質量・・・”

雄一はその言葉を印象深く記憶に留めていた。


あの生命体は英知によって光るのです。英知が失われれば光も薄れていきます


雄一は何となくわかった様な気がした。つまり英知=質量ではなく、英知がこの宇宙の生命体と溶け合い、それが様々な星に降りた時にそれよりも低い次元の物質を取り入れ英知の目的により組み立てる為に英知そのものが既に質量を制御しているからだと考えたからである。


宇宙の生命体の中に私達がいるのです私達は創造神の一部分なる英知の顕れとしてこの宇宙の生命体と混合して人間という表現体をとっているのです


「素晴らしいですね」


雄一は母船から見る宇宙の姿に将に心がこの宇宙空間に帰する想いにかられた。


「そう、宇宙って素晴らしいんです。だからそれ以上に人間て素晴らしいんです私達のこの喜びは又、この宇宙の生命と創造神の喜びでもあるのです。きっと美しく愛し合っているんだわ・・・・・」


チルリは触れていた雄一の手を強く握りしめ雄一の目をじっと見た。
二つの心臓が強く結ばれた手を通して鼓動し合い始めていた。


雄一はもう一方の手をチルリの背中にあてゆっくりと引き寄せた。チルリの美しい胸の曲線が雄一の胸に沈みこむと唇と唇とが静かに重なり合い息の漏れる音が心臓の鼓動をさらに高めていた。


チルリは息苦しい声で

「下のラウンジへ行きましょう。二人で休みたいの」


雄一はチルリに誘われるままラセン階段を降りている時にふと脳裏に何か呼び覚すものを感じた。


前にもこんな事があったような気がする。記憶以前に。いつの日の事だろう・・・・・”


地球は不気味な程にこうこうと輝いていた。

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まだまだ続くのですが、一旦ここで止めます。

(続く)


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七次元よりの使者5

場面は変わって宇宙船の中です。

五井野正 著『七次元よりの使者 第0巻』より引用します。
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                     (三)

「ようこそ、石川さん。我々太陽系連盟は貴方を歓迎します。どうぞここに御座り下さい。今から貴方に非常に興味ある映像をお見せ出来るでしょう。」


石川雄一という青年は円形テーブルに座りあたりを見廻した。ふと一枚の絵が彼の目に入った。


「この絵は何でしょう。」


「これは我々の宇宙の創造神の絵です。」


創造神・・・


雄一はそうつぶやいた。その絵に描かれている人の顔はあきらかに雄一と変わらない年代を思わせた。中性的で弥勒の様な優しさが感じられたが創造神らしく知性的な印象を与えていた


「私の知っている人に少し似ている様だが。」


金星人のウイリットンがやや笑いながら、
誰にでも似ているのです人間は創造神に似せて造られたのですから似ていて当然でしょう。もっとも心は相に表現されています。だから創造神と同じ様な心を持った人は段々と創造神に似てくるでしょう。逆に創造神の相を常に見て心に感じる様にすれば私達の心に創造神の心が入ってくるのです。私達はその心によって宇宙と一体感になれるのです。つまり創造神は若さと智恵と美しさのシンボルを表しているのです。」


若さと智恵と美しさ・・・


「そうです。人類は永遠にこれを得ようとする為の戦いです。地球上では資本主義とか共産主義とか様々な主義主張をくり返し争っていますが、それは見かけ上で彼等の求めている物は実はこれなんです。これは昔から変わらない永遠の真理です。

人生は常に老いる事との戦いです。老人達が若者達を支配する為には若者達を何かの主義に目を向かせておくのが彼等にとって最良な方法なんでしょう。だがこの様に操作され易いのも若者達に智恵がないからです。若者達は献身的で力も頭脳も情熱も様々な点で老人より優れています。いや老人は退化した人間の姿です。私は年齢五百歳になりますが青年の様に若々しいでしょう。生命とはそういうものです。」



雄一はニガ笑いした。
真理という物は何処の宇宙でも通用するんだな。それも決して難しい論理ではない。案外、もっとも簡単な事なんだろう。皆、宇宙の中に生まれ宇宙の中に生活しているのだから


「石川さん。本当の創造神の心を忘れた時から不幸が始まるのですよ。地球の人々は私達を化け物の様に酷い姿で想像している姿、形は心の持ち方一つで変化してゆくものです。私達の心が創造神によせて宇宙全体感で人々と善意に接している状態がどうして人々から酷く見えるでしょうか?

いや、そうではなく私達がかつて過去に地球に降りた時には神の如く天使の如く尊ばれたものです。貴方達の記録にも残されていると思います。突然に美の神が出現したとも。」



「ええ。理解出来ます。私自身若者ですから素直に理解出来るのでしょうけど、この真理は老いたる人には醜い人には愚かな人には素直に理解出来ないと思います。私達地球では一部の老人達によって社会が支配されています。彼等の生きがいは私にはわかりません。私の目に映るのは若い美しい女の子を追いかけている様が印象的に映る位です。それ自体は悪い事だとは思いませんが彼女達は老人を好んでいるからではなく権力や金銭の為に心を失ってしまっているからです。

昔、アトランティスの黄金の時代の時、王は年を老いると出家して哲人となり政権を若い人に移したと聞いております。そして、時々国が乱れると哲人は王に人道を説くと言います。人の一生はそんなものではないでしょうか。老いるという事は自然に帰すという事、それを自我に我執する為に醜い姿に変わり、それは輪廻によって動物や昆虫などに生まれ変わり、良くて人間に生まれたとしても醜い姿で生まれ変わる。それは若さあっても醜さという姿。それが又悪しき考えと素直な心を持たない生き方をし始め愚人となる。これによって苦しみはさらに増して永遠に続く・・・」



「石川さん、その様な人々はいつまでも生きてはいられません。既に輪廻の最終段階にきているからです。それが今日の地球です。自然に反する物はいつまでも自然の中には存在していけません。さき程、興味ある映像と言ったのはこの事です。」


雄一の目の前の空間が突然にスクリーンに早変わって何やら白色光の鮮やかな立体球が映り始めていた。それは立体映像であたかも目の前にその物が存在して雄一自身、瞬間に宇宙空間の中に投げ出された様な錯覚を引き起こす位、素晴らしい映像であった。


「突然なので驚きでしょうがこの立体球こそ貴方達の地球の姿なのです。」
雄一の目は憂えんでいた。


「今、貴方方の地球は地軸を二十五度に傾けています。これは非常に危険な事です。我々が貴方達が言うUFOと称する乗物によって警告し続けてきた事はこの事です。

貴方達のこの地球の地軸の傾きが六十度を超えると自然に自転はストップします。そして、地球は地球自身の重力によって押し潰され、軌道は栓をぬいた風船の様に不規則な曲線を描いて太陽系を離れ始めるでしょう。いや太陽系のみならず銀河系を離れ暗黒の宇宙空間に漂い始める事になりますがそれでも運が良ければの話です。」



「と言うと?」


「つまり、地球が軌道を離れるにあたって太陽風や他の惑星との衝突、さらには銀河系の他の星との衝突がなければの話です。地球が平常状態ならば空間に対して陰極を保持し他の惑星もみな空間に対し陰極である為に衝突する事は先ずあり得ないでしょう。しかし、磁性さえが不安定かつ地球自身が急激な崩壊を起こし始める段階では何とも言い難いのです」


雄一はすぐに納得した。だがそうは言うものの自分が長く住んだ地球がそうなっていく姿は感覚的にはなかなか理解出来るものではなかった。


「地球の存在って、こうして見るとちっぽけで空しいものですね。」
 雄一の言葉に同情的な想いで歩み寄って来た女性がいた。


「貴方の気持ちは同じ太陽系に住む人達にとって非常に悲しい事です。」


彼女はもとは金星に住んでいた。身長は一メートル六十センチ位で均整のとれた美しいスタイルの持ち主で皮膚は滑らかで髪は長く金髪であった。顔はもちろん人形の様に美しく可愛かった。


雄一は一見スウェーデン人に似ていると思った。


彼女はさも悲しげに首を左右に振って雄一のほほに口づけをした。沈んでいた雄一の心の照れ隠しのせいかやや笑顔を見せていた。彼女もヒョコンとして笑顔で応えていた。


ウイリットンが又、雄一に語り始めた。
「貴方の気持ちは良く理解出来ます。それは私達かつて金星に住んでいた人達も同じ様にして母なる金星を離れなければならなかった時はみんな一度は貴方と同じ気持の様に感じたものです。しかも金星のみならずわが太陽系も離れなければならなかった事は非常に残念で悲しい事でした。

それは貴方達の地球が引き起こす大変動が太陽系に住む人たち全員に悪影響を及ぼすからでした。
もし、私達が個人的に物を考えたとしたらこの様な地球の身勝手な行動に腹立たしさを感じていたでしょう。我々は彼等地球人の科学的原理を無能にする方法も知っているのです。

しかし、私達は知らなければなりません。それは私達人類はこの宇宙の中で得なければならない事は限定的な物質や固定的世界観、個人的利害関係であってはならない事、創造神の英知によって造られたこの宇宙の中で創造神が教えようとしている真理を学ぶ事なのです。創造神という言葉に抵抗があるなら昔からあった宇宙そのままの姿という言葉に置き替えてもいいでしょう。」



「いいえ、創造神という言葉に抵抗はありません。地球で言う神は自己から造り出し自己に合わせた神ですが、その神と混同していませんから創造神という言葉に信頼感を置いています」


「それは素晴らしい事です。貴方は自我に限定していませんね。私達にはマスターとも言うべき指導者達がたくさんいます。彼等を通して私達は様々な教育を受けて豊かな心を身につけています

だから私達はどんな最悪の状態に落ち入ったとしても宇宙の真理に従います宇宙の真理は全体であるし永遠であるからです。だから肉体という限定した衣は容易に捨て真理に帰する事が出来ます

だから今度の事件でも地球人に対して恨んでもいません。
つまり、私達が母の星と呼んだ金星を失った代わりに私達が得る事が出来た物は実はこの宇宙が母なんだという真理なのです。私達の世界観は今度の件で拡大されたのです。この様な認識は心が一緒に伴わなければなりません。そういう意味で私達は常に豊かな心を身につけようと努力しているのです」



「雄一さん。私も地球人を恨んではいません」


この部屋の隅で静かに椅子に座っていた一人の女性がそう話しかけた。
「私はもとは火星に住んでいました。チルリと呼んで下さい」


彼女は東洋人的な深い瞳を持っていた。座っていたので背丈はわからないが小柄な感じであった。
雄一の目には彼女の黒髪が美しく映った。


彼女は雄一がこの部屋に入った時からじっと雄一を見つめていた様であった。彼女の想いは黒髪をしっとりと濡らしている様に思われた。


創造神は私達の内なる部分にも住まわれています。私達も地球人もこの点では何ら相異はありません。ただ違うとすれば私達はこの事を知っているだけで地球人はこの事を知らないだけです。でもそれがどんなに心の豊かさに貧しさを作り出すのでしょう。私が内に秘めている心は私が創造神を愛する様に貴方を愛しているという事なんです


<創造神を愛する様に貴方も愛している> この言葉は雄一の今までの習慣からではあまりピーンとはこなかった。『貴方だけを』という言葉の方がピーンときたかも知れない。しかし、彼等地球人を除く太陽系星人にとってはこの言葉はー永遠の愛ーの気持ちを表した美しい表現方法だったのである。


もちろん雄一はその言葉の深い意味を知らなかった。しかし、たとえ知っていたとしてもこういう場で初対面で人々のいる前で述べる事自体、雄一の今までの習慣からして信じられなかったであろう。


チルリという女はその言葉を重い言葉で述べたのだが雄一はその言葉を軽く聞き流してしまった。
少し間があいた。雄一は自分が地球人である事を何か罪深く感じる気がした。ウイリットンは微笑んで、雄一に話かけた。


チルリはしばらく雄一を見たり下を向いたりしていたが、顔を隠すようにしてドアを開いて部屋を出ていった。

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(続く)

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七次元よりの使者4

ヒマラヤ山中の続きです。

五井野正 著『七次元よりの使者 第0巻』より引用します。
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シュミーという名の人間は身体はまだ小僧という感じの青々しい青年であったが、一万二千年という記憶を持っていた。つまり彼はその年数だけ生きて来たのである。如何なる方法においてか?


一万二千年前というとムー大陸アトランティス大陸の没落時期にあたっていた。彼はそこで滅びゆく世界の様々な人間の生き方を見てきた。


ムー大陸アトランティス大陸は一度に没落したのではなかったと言う。彼等の文明は億という単位で続き彼等の科学は現代よりも進んで特に磁性については今日では考えられない程の超科学を持っていたのだ。現代はやっと彼等の科学の入口に立ち入ったという感じである。


彼等の滅びの原因は何だったのだろうか?それがわかれば今日の世界に大きな教訓となるであろう。それは現代科学から見れば奇妙で不思議な感じを受けるかも知れない。何故ならば我々のエネルギーは石油や石炭、さらには原子力とこの二百年間の内に急激に利用し始めたのだがそれ以前は木炭だけでそれも熱するだけで動力としてではなかった。


しかし、彼等は既に原子力以上のエネルギーを知っていてそれに依って滅んでしまっていたのだ。彼等の科学は一部魔法として今日残っている


コロンブスがアメリカ大陸を発見したのも彼の手に既に古代の地図と本があって世界は球体である事を知っていたからであった。ただ彼はそれを信じ女王の前で宣言し勇気を持って実行に移したところが偉大なのである。


アメリカはその精神をフロンティア精神として受け継いでき、今日それは月に人を送り込むところまで高めてきた。それは海の水平線の彼方に見えない大陸を見つけるのと同じ位の出来事であったのだが一つの国が努力すれば次の世界が何時でも開かれてゆく事を我々に教えてくれている。


このアメリカ大陸はかつてのムー大陸の植民地であった。


今から三億五千万年前その時の磁石の北極は日本の近く北緯三十度の地点だという。北緯三十度と言えば世界地図を開いてみればわかる様に黄金の三十度線、つまりエジプト文明・メソポタミア文明・インダス文明・黄河文明と世界の四大文明の発祥地となっている。


偶然だろうか?


それだけではない。現代の謎とも言えるエジプトのピラミッド、アガールティ王国という名の地下王国やバーミューダ海峡がある所だ。


ピラミッドは地上王国、ヒマラヤのアガールティは地下王国、バーミューダーは海底王国現代の人々はこれらのカラクリをまったく知らない。
ピラミッドはただのピラミッドではない。あれは地球上の地上に住む人々の運命を完全に支配している装置なのだ。天界人の磁力線攻撃にもびくともしない構造になっている


ましてや人々がこれを破壊しようとすれば恐ろしい霊的力が働いて地獄の中に落とされる。あれは王の墓ではない物質を制御する三次元コンピューターなのだ。これを知る者が出てこない限り地球は破滅への道を歩む。私が待っているのはこの人なのだ ”


シュミーは一人暗くなりかけていた夕陽を見ていた。雲海が厚く空には既に位置のずれた星が十字の様に輝きながら現れ始めていた。地上で見る星とは違い、天上の宝石が天に散らばされたという光景である。


シュミーの心は落ち着いていた。人々に死はあっても既にシュミーは兜率天宮に行ける事が内定されていて滅びる運命から免れていたからであった。


兜率(とそつ)天より下、夜摩(やま)天以下は末世において滅びる事は昔より知られていた事、色(しき)界は無常なり


昔、海王星の彼方からエンマ大王以下十王が第七番目の星地球に植民地統治に来た時以来彼の支配下に置かれた人々は彼と共に滅びる運命にある


天の水平線より真の親太陽が出現する時、その強い強磁性光線はヨミの支配者達を滅ぼしてしまう


黄金の光、何と素晴らしい響きなのだろう!


その光によって我々の肉体は再構成される強い人体磁場を持たないと肉体は原子以下に分解されて消えてしまう身体中に強いエネルギーが光の振動の如く奮えあがる



地下王国より真の人類が再び地上に現れ始め、地上天国が再び造られ始める。


何とこの日を私は待っていたのだろうか!


だがヨミの支配者達は彼等が滅びるのを恐れて地球をゼロ次元化しようとする。彼等は地球の内部においてブラックホールを造りあげ増大させようとしている。それによって地球支配は続くと思っているのだ。だが違う。太陽の極自体が変わってしまった勝ったように思えて逆に共に滅びる方向に進んでしまっている。



宇宙の真理に逆行する勝利者は一人もいない。宇宙の真理はそれらのものを始めから無視してなおも永遠に存在する。だから我々もまた宇宙の真理に従う限り永遠に存在する。


だが今の地球はその時を待たずしてゼロ次元化しようと軌道上を外れる方向にある。地球の持つ四次元エネルギーは銀河系の外まで拡散されている。これは地球の中のブラックホールの力を強める事になる。これはやがて地上の質量を内に陥没させる働きをするだろう


天空に金星と土星それに木星が並び始めていた。


木星は異様に強弱の光を放っていた。そしてサソリ座アンタレスがルビーの様に夜空に浮かびあがるとその近くに火星がまるで血の色の如くその赤味を見せていた。


中国の言い伝えに、「螢惑、心に迫る」つまり火星を中国では螢惑と呼びそれが心宿(アンタレス)に近づく事を最も不吉な事が起こる前兆と言われている


夜摩天宮サソリ座アンタレスよりイエスは降りられた。そして今は兜率天宮において釈迦牟尼仏のもとで修業をなされ衆生救済の時を待っていると言う火星はかつて地球の植民地でアメリカインディアンがヨーロッパ人に浸略、統治された様に地球人に滅ぼされたと聞く。それは火星が丁度今の地球と同じ軌道上を通り地球は今の金星の軌道を通っていた頃だと聞いた


この悪しき輪廻が又行われると金星人達天界人は地球を統治植民地化する恐れがある。彼等にとって今の地球の状態は核戦争やエネルギーの多大な発散、そして磁場の変化は彼等金星人にとっても危険な状態であろうし、正義的行為のつもりで地球に干渉してくるのだろう


だがそれは地球上に大きな混乱と革命を引き起こすだろう。地球の人々は何も知らない。彼等は様々な国の利害的教育をうけ企業マスコミによって操作されていて何が行われ何を信じていいのかをわからない。そしてただ自分だけの利害によって行動するだけの愚かさだ。彼等には真理に対する判断力はない


人々はテレビや雑誌でこれを食べよう、これを飲もうと映し出せば条件反射の如くそれが毒であっても食べたり飲んだりする。人々は科学を知らないし、科学自身経済に組み込まれている事も知らない


地球が核戦争によって、あるいは自然災害によって一度滅びればたまたま生き残れた人々も又石器時代に戻ってしまう。彼等は火を起こす事だけでも大変だ。彼等はもはやマッチ一つさえ作れないのだから。今でさえマッチを始めから作れる科学者はあまりいないという状態だし・・・・ ”



シュミーの心の影はルビー色のアンタレスの輝きによって一層その濃さを増していった。

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(続く)

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七次元よりの使者3

場面は変わってヒマラヤに移ります。

五井野正 著『七次元よりの使者 第0巻』より引用します。
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ヒマラヤのある場所・・・白い円柱形の塔が八千メートル級のヒマラヤ山脈を背景に天に向かってそびえ立っていた。中はガランドウであって白い石の階段が地下と天井を貫ぬいていた。


「海底王国よりついに二重のバランスシートスクリーンが地球に掛けられたな。あと残るは五つ」


「大師よ。この異変は何がゆえに起き何がゆえにこの異変あらん?」


「シュミーよ。善く聞け、この虚空界を離れて生命は実在し得ない。天上界の諸々はまだこの事を悟り得ない。彼等は地球が終わりだと言う。しかし、生命がある限り終わりはない。彼等が終わりだと思った事は実は始めであって、始めは又終わりであり、終わりは又始めなのだ


実にその中間状態こそが久遠なのだ。この久遠の中に様々な原因があって様々な相と様々な性、様々な実体と様々な力、様々な作用に様々な縁、様々な結果に様々な報われ、それらがみな関係し合い一体となって秘められている。それが顕われた世界が如の世界である。すなわちエーテル界である。


ここに全ての現象は記録されている。これをアカシック・レコードとも言う。これに依ってどんな昔の世界であっても今の様に見る事が出来る、シュミーよ。善く見よ。この大いなる光は親太陽である。」



シュミーの前に立体スクリーンが顕れてその中に輝く白色光の光が顕れていた。


「この親太陽から、二つの光が発せられたのを見るがいい。二つの目とも言うべきこの二つの光の一つは、水を表す海王星であり、もう一つは火を表す今の太陽である。海王星の光は青く太陽の光は赤い。この海王星より生命が生まれ、人類が生まれたのだ。ここには始めは低級な生物体は生まれていない。先ず高等な生物体から発生し、条件が段々安定してくると低級生物体が顕れ始める、決して進化論ではない


人類はどんな環境の中においても生存する英知を持っている。これは他の生物体にはない事だ。海王星は天王星、初期の土星が生まれた第三軌道の時に大爆発してしまった。これは最初の人類は今の人類よりも高等な能力を備えて惑星自身も制御する事が出来ていたのだが、長い時間の中で安定した生活環境が逆にマンネリ化を生み人類は段々と自己的世界観を持ち


彼等の偉大な力が逆に海王星の廻りに異常な磁場うず巻を造り、それを予見した一部の海王星人類を除いては残りの堕落人類は海王星の爆発と共に滅んでしまった。この爆発の後、海王星はその質量を減らして第四軌道に入ったのだ。


シュミーよ、かつて言った事があるが今の太陽は太陽自身の姿ではなく、水星の軌道の中にもう一つの惑星がありその惑星はいまだ固まらず、ガス状になって太陽を取巻いている為に我々は見かけの太陽を見ている事を。」



「大師よ、私は聞いております。そして、今またもう一つの惑星が生まれようとしている事を。」


「その通りだ。シュミーよ。それと同時に海王星は太陽軌道を外れて再び爆発してその質量を太陽に帰しようとしているのだ。しかし、その様な自然法則とは反対に海王星の外側を冥王星が太陽系の軌道に入り込んで海王星を内側に圧力をかけている。この為に、海王星は非常に歪んだ不安定な動きを示し、それが太陽にも及んでいる。それで今だに第一軌道の惑星は固まれず、海王星は老化現象の中で爆発エネルギーを蓄積している


このままでは海王星は太陽系の磁場の中で爆発しかねない本来宇宙には老化という言葉は無い自然の中では全てが自然法則にのっとっている為に若さそのままなのである


偉大な釈迦牟尼仏は生老病死について悟りを開く時に、最後に不老の悟りのみを残していた。シュミーよ、死を悟った人はどれだけいるだろうか?」



「大師よ、もともと死はなく死の苦しみはそのまま生の苦しみであります。昔より仙人と呼ばれた人達は皆不死の人達ばかりです。人々は生の中において業を造る為に輪廻を繰返し、その度に生死の苦しみを味わうのです。」


「その通りだ。シュミーよ。死などはもともとない。しかし、老はどうか?たとえ一千年一億年生きようと老いたる身なれば何の生の価値がありようかその為に生まれ変わって又、新しく若さを得ようとするけれども若きは若さの享楽を持って悟る事をせずに又老いて死の悩みを持ち始める。不老の薬こそ、不老の法こそ仙人の求めるものであった


釈迦牟尼仏は菩提樹の下でそれを瞑想していた時に、菩提樹の女神が顕れて


菩提樹は種の時も今この様にして青々と天にそびえた大樹の時も常に若々しく老いるという事はありません。ゆえに外から害されなければ死という物も、病という物もありません。”


との女神の言葉に悟る事があって、生命その物はもともと老いる事はない。人を害せずば又、人からも害せず、自然を害せずば又、自然からも害せられずゆえに死も病もないと“煩悩即菩提、菩提即涅槃”という縁起を知るのである。


シュミーよ。人間の生命のありかたは一体何か?それこそ若さを保つ鍵なのである。美は若さと共にある真理は若さと共に生きづくのだ。自然と一体でない時、それは不調和そのまま、つまり老化なのだ


我々が老いる苦しみを受けるのは海王星の苦しみそのままなのだ。これこそが太陽系星人の待っている業なのだ。」


「大師よ。海王星人は今もいるのでしょうか?」


「今もいる。太陽系の原子人類、すなわち彼等こそ、海の王と呼ばれた龍族と呼ばれた人類なのである。彼等が北極は龍座に位置を占め、その信仰があった為そう後に呼ばれたのだが、彼等の星が爆発した時に善と悪に別れていてそれが今日に伝えられている白龍、黒龍の伝説なのである。


天王星が第三軌道に入り黄金期を迎えた時に既に自己中心的海王星人の影響を受けていて天王星は支配国家になっていたのである。天王星の衛星は無数を数え、それらは海王星の爆発のさいの残骸だが海王星人類にとって適した場所でありその様な国家的衛星は九十九を数えた。そして、その頃の見かけの太陽は木星であった。すなわちゼウスである。


やがて土星が人類の住む適した条件に入ると一部の人類達が降りた。これは神話として今も残されている。しかし、土星は重力が大きく違う為に肉体の構成が変化し、以前の様に自由に飛び廻る力を失ってしまい、土星の星そのものの物体的力に支配される様になってしまった

だがここでは物質が持つ物質的享楽があり、初めのうちは楽園の状態であった。しかし、ここでは自己的な考え方が段段と世界を支配し争いも起き始めた。ゆえに人間の倫理が説かれ、規律が生まれ、法的支配国家に移り変わってゆくここでの堕落者は自然的条件の厳しい火星に移されたり、後には地球に送りこまれたりしているのである。」



「大師よ。それはどの様にしてでしょうか?円盤に依ってでしょうか?」


「シュミーよ。例えば今おまえが死んだとする。どうなるのか?」


「大師よ。もし私が死んだとすれば肉体の私はこの地球の法則に依って自然に帰するのであって私は霊体となってなおここに留まるでしょう。」


「その通りだ。シュミーよ。同じ様にして彼等土星人が死んだとしても土星の要素である肉体は土に帰るけれども霊体は元の天王星人あるいは海王星人に戻るのである。もし天王星人が死んだとしても天王星の要素である物が天王星の土に帰するのであって霊体は海王星人に戻るのである。


つまり肉体は衣であって幾重にも着る事が出来るのである。ゆえに霊体を通して送りこむ場合もあれば円盤を通して送りこむ場合もある。その時のその人間の状態や送り込む宇宙人に依って違う。


ただ問題なのは自分が自分をわからないまま他の世界や又、同じ世界において転生する事は苦しみそのままなのである。だが個人の問題は太陽系全体の問題も同時に受けている。すなわち海王星の問題は今日そのまま太陽系の問題となっているこれが解決されない限り人々は大きな業の中でずっと苦しまなければならない。」


「大師よ。この原因は一体何なのでしょう。宇宙の法は争うという事はない争う物は自我の心のみと考えます。この太陽系の相はその前にある何かの争いの心そのままの姿だと思います。とすれば一体何の争いの心があったのでしょうか?」


「善いかな、シュミーよ。その通りだ。実はこれこそが帝釈天と阿修羅の戦いなのだ。この海王星に大きく影響を及ぼしている冥王星の外側に第十番惑星とも言うべきブラックホールが存在する為にこの事が起きているのだ。昔、このブラックホールに三つの星がその軌道を廻っておりその一つが今日の冥王星であった。あとの一つは既に光の水平線に入っており、もう一つは入りかけている。


このブラックホールとも言うべき星は過去において地球の様に美しい星であった。しかし、今日の地球と同じ様に自己的利益主義のみに働き核戦争を起こして、その軌道上を外れ、暗い宇宙空間に飛び出してゼロ次元に収縮している姿に変ったのである。


すなわち質量がそれ程大きくなくてもその星にかかる重力磁場が大きければブラックホール現象は引き起こされる。質量そのものは一定した重力磁場の中においてのみ計算されるものである。


シュミーよ、その星の最後の時も鉄の王国と呼ばれた時代だったのである。鉄は核反応の最終物質である。そして磁力の影響をもっとも受ける


冥王星はその軌道を太陽系に近づける程、ブラックホールに落ち込む危険から逃れる事になるが、その反面太陽系にこのブラックホールとの相互影響を非常に大きく及ぼす


しかし、冥王星に住む人々にとっては死活の問題である。彼等は無限地獄とも言うべきゼロ次元世界に落ちるよりはまだ業の中に生きていた方が良いと考えるのは当然であろう。彼等の太陽系の進入はそれまでの太陽系のリズムとは異とするもの当然、争いが行われ、これが長い戦いになっていた。これ以上の話は私の及ぶ範囲ではない。ただこの様な様々な原因に依って地球は今日の姿をとっているという事だ。」


大師はそう言って階段をのぼろうとした。


「大師よ。冥王星に人々は今も住んでいるのでしょうか?」


大師はその問に足を止めたが姿勢を変えずに言った


「シュミーよ。問いのままに問いをなしてはいけない。シュミーよ。それでは聞くが冥王星に今も人がいるとしたらどう思うのか?」


シュミーは黙っていた。


生命という物は形にこだわってはいけない。目に見える物だけが生命ではない。シュミーよ、盲でつんぼでおしの人がいるとする。その人は人間ではないだろうか?」


「いえ、大師よ。その人が盲でつんぼでおしであってもその人は人間と呼ばれます。」


「シュミーよ。その通りだ。その人がたとえ何も見えなくても聞こえないとしても我々はその人を人と呼び又、彼が何もしゃべれないとしても、その人の相や動きを見て何をしたいのか、何を言いたいのかが理解出来る。しかし、彼にはわからない。だがもし彼が心を持って心の中で世界を見つめたら私達がいる事を彼は知るだろう


その様にもし我々が遠いからと言って、見えないからと言って他の星に誰もいないと思ってはいけない彼等は我々を見て我々を人と呼んでいるからだ。地球人は今日、テレパシー能力を失っている。これは彼等にしてみればつんぼの様なものだ。又、第三の目の能力も失っている。これは盲の様なもんだ。


人間の持つ本来の能力は空間や物質的な物に依って障害を受けるものではない。すなわち人間は何処の宇宙でも適応出来る最高の表現体なのだ。我々地球人がこの様に宇宙から見れば盲でつんぼの様であっても心さえしっかりと持って心の中で見つめれば彼等よりもずっと豊かな人類と言えるのだ。この様な世界こそ弥勒が出現する世界なのだ。」



弥勒


シュミーは突然のこの言葉に息を切った。


心の世界でなければ弥勒は見えない。何故なら弥勒は幾十億年と心の慈悲行を続けている御方だ。我々が同じ様な心で見なければ弥勒も見えない弥勒は形ではなく、その様な心の顕れをそのまま姿に顕わしたものだ、心以外では見えない。ゆえに兜率天に住むと言われている。」


大師は再び階段を登り天井の間に出た。夕日の太陽は黄金色に輝いていた。


「今や東方の国、日本という国が太陽系を始めとしてさらに外側の宇宙から注目されている・・・」


「大師よ。私がかつて日本に行った時、コスモス総合研究所の若者達や石川雄一という青年に会いましたが、この事態をどう切り抜けるでしょうか?」



「さて、私にもわからん話よ。この二つの輪は龍神のなせる力。それにしても彼等若者達にこの様な力が加わると言う事は彼等はかつての太陽系人類の粗である海王星の方達かな。


シュミーよ。かっての善き海王星人は太陽系を始めとして様々な銀河系に通じている金剛界に逃げて海王星の爆発から生き延びたのである。今、地球上でも同じ様にして金剛界に入ろうとして密教ブームになってきたがこれはその頃の想念の残像現象が現れたと言える。だが今になって修業をしても遅い。既に末法。法のみあって証なし華厳の道は塞がれている法華の道のみ。これを彼等が悟かな。天界の者達には地球は救えぬ今度の異変は昔より知られていた事。ただの異変ではない。」



“ただの異変ではない。仏は無量劫においても会い難し、ただ一大事において出現するのみ


シュミーはその言葉を知らずと口の中に唱えた。

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(続く)


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七次元よりの使者2

『七次元よりの使者 第0巻』の続きです。地球の地軸が傾くシーンからスタートします。本当に今から30年以上も前に書かれた小説とは思えません。

五井野正 著『七次元よりの使者 第0巻』より引用します。
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目次

第一部
祭りの前夜(前編)

1.地球の終わりと共に(一)
太陽系連盟より地球の地軸が大きく傾いた事が知らされ、日本では

2.ファンタジアの森
光を越えた世界とイエス、釈迦、弥勒との世界、そして貴方一人の?

3.地球の終わりと共に(二)
美智恵という女が訪れた地下王国でピラミッドの謎を知り、そして!

4.水星新人類王国の夢
龍の船には終に海底王国からムーの秘宝と共に水星に移動を開始した・・・



第一部 祭りの前夜 (前編)
1 地球の終わりと共に(一)


「今、地球に輪がかかりその輪が大きく拡がり始めました。それは地軸を三十度に傾けたことになります。つまり輪の質量が地球自体の位置関係をかえているのです。そして地球はいよいよ危機にはいりました。地球が静止する時が近づいたからです。」


太陽系連盟よりの通信は、コスモス総合研究所の所員たちを極度な緊張状態にさせた。


「それは何日頃でしょうか。」


コスモス総合研究所からの送信である。返信はすぐに受信された。


「何日という質問には答えられません。我々が今まで計算したデーターは地球上において偉大な力を持つ方によって度々に修正されてきました。その度に地球は救われているのです。今度の場合も我々はただ我々の考えによって計算して得たデーター以外に予測する事は不可能なのです。」


この交信は、コスモス総合研究所が開発したエーテル波動通信器によって行われていた。エーテル波動通信器とは音が分子構造に光やX線が原子構造に振動を及ぼすのと同様にそれ以上に高い振動数つまり想念波が素粒子の振動に影響を及ぼすのを応用したのである。現代科学はまだここまで進んでいなかった。ただコスモス研究所だけが独立にトップレベルを進んでいたのである。


「太陽系連盟にお伝えします。この地球にかけられた輪は地球内部から発生したものと私は考え、これは地球のバランスを安定させる為の重力制御の一種と考えられます。この輪の発生の為、一時的に地軸が二十七度から三十度まで三度傾いた結果になりましたが決して地軸が急激に傾く事を意味していないと思います。むしろ、地球内部に何かの変化が起きたと考えるのですが。」


「確かに貴方の考える通り地球は変化が起き始めている。これは地球人が今まで種々雑多な宇宙からのメッセージに惑わされていたのが解放され、ようやく地球人自身の眼で地球を見始めたからだ。


地球にかけられた輪は宇宙からの雑多な電波や放射線を遮断させるスクリーンの役目も持っている。今まで地球はストレートに何でもかんでも消化しきれない程に宇宙からの様々な電波や放射線を吸収しすぎた


それが今日混乱の社会を作っていた。今、地球の輪に依って太陽系内だけの受信に留めている。


これは我々がずっと望んでいた事だった。が少し遅すぎる。地球がこうなる以前に我々との交信を通して地球危機の打開の為に地球人は努力すべきだった


いや、我々はたくさんの事がらを地球に既に送っていたのだ。しかし、地球上の指導者達はそれを知ってか知らないのか、それらの警告を無視し続けてきた


ある人達はそれを利用して金もうけをし、又ある人々は宗教を作ってしまった


又、多くの人々を円盤にも乗せたが、それが何の為にかを考えず自分達が特殊な人間のように思ってそれで充分に満足してしまっている


何故人々は我々も貴方達も同じ宇宙の中にそして太陽系の中に住んでいるのに我々と同じだという事が判らないのだろう。我々に理解できる物は貴方達にも理解出来るという事をなんで知ろうとしないのであろう。


我々は、他の星の人々とも連盟を作り努力してきた。ある時は貴方達の大国であるアメリカのホワイトハウスに多くの円盤で取り囲み我々の実在が本当である事を証明しようともした


又、原子力戦争に連がる重大な危機に対しても回避させようと努力してきた。なのに貴方達は我々を単なるUFO騒ぎの物語にしてきてしまった。貴方達地球人はこれらの事を科学的に解明しようとせず常に商業ベースでとらえようとしている態度には驚くべきものがある


我々は貴方達コスモス研究所の人たちに対し、真の地球人の姿を初めてみる気がする。我々は貴方達に協力する。今、地球上で起きている異変は我々の星にも直接的に大きな影響を受けるので我々の問題ともなっているからだ。」


太陽系連盟と対等に交信しているコスモス総合研究所とは一体何なのか。彼等コスモス総合研究所では地球の異変のみならず、太陽系からさらに外側一帯の宇宙空間までの大異変を既に予期していた。それは太陽の極が変化し始めた頃から一つの研究データーとして起こりうる可能性の事件として計算されていたからである。


「コスモス総合研究所の皆さん。ただいま土星での会議の結果、二~三日中に我々の円盤を貴方がた地球に送る事に決定がなされました。金星からも相当の人々を送る事に決まりました。この事は大変危険な事ですが、それしか地球を援助する道はないと我々の連盟で決まったのです。


地球は我々の計算では急激な地軸の傾きによる自転の回転速度のブレーキが地球の大気上と地球内部に大きな変化を起こしその為地球上では大風が吹き荒れ、地震、火山の爆発が繰返され、火災がひっきりなしに起こるだろうと予測しています。やがて貴方達の東京は地球内部の空洞が重力磁場に押し潰され、一部地表面に抜け出る事に依って一瞬の内に陥没してしまうだろう


これは過去においてもムー大陸やアトランティス大陸の大陥没と同じ状態に近いが今度の場合はそれだけに留まらず、地球は軌道面を外れて栓の抜けた風船の様に宇宙空間に飛び出してしまうのです。その時、貴方達地球人は重力地獄に落ち、暗い死の空間に漂わされ永遠の苦しみを味わなければならない結果となるのです。つまり重力磁場に依って時間が変化され原子組成も変化すると同時に地球自身がゼロ次元に向って縮小してゆく結果の為です。


これは貴方達が考古学上、地球上において過去にたくさんのマンモスが瞬間の内に凍ってしまっている事実を既に発見していると思いますが、これと類似的な現象と見る事が出来ます。


つまり地球自身が安定した磁場を保てず原子組成が結晶しないと地球はゼロ次元に向かって永遠に縮小する為にその中の生物は地球上で言う死という状態はもう起きず、肉体界と幽体界が混合され丁度、貴方達地球人が呼んでいる夢という状態と同じ物に似るでしょう。


もし貴方達が永遠に続けて夢という物を見なければならないと考えるとそれは非常に恐怖な現象です。一人一人の意識に依って見える物が違い、そこには共通とした視覚的現象は見えないからです。しかし、貴方達地球人は既に思考的には個々バラバラにして個人的世界を造りあげています。それが現実化しただけの話しです。


つまり地球人が望む通りの地球に変化してしまうのです。その時、貴方達地球人は個人では生きられないと考えるでしょう。しかし、もうその時は遅過ぎるのです。一人一人見る物、聞く物が違ってどうして共通の意志伝達が出来るのでしょう。貴方達地球人は今の状態でも共通のテーマや共通の問題を考えられずして貴方達一人一人がそのまま宇宙だと思っている状態ですからそれよりさらに悪化した状態では先ず不可能と言えましょう。


我々は、同じ太陽系星人としてこの事を地球人全ての人々に警告したいが為に地球に度々訪れているのであって遊行している訳ではありません。」


コスモス総合研究所の所員は騒然とし始めた。二~三日中に東京上空を無数の円盤が飛来してくるという事は確実に日本をパニック状態にするという事と同じであった。


“早い、来るのが早い。まだ我々が為さなければならない事はたくさんある。今の事態をたとえテレビを独占して人々に知らせようとしても、ただ混乱を招くだけだ”


所長はそう考えた。彼はまだ二十代の若き青年であった。が、他の幾人かの同じ年代の若者達は興奮ぎみに騒ぎ始めた。


「おい、円盤が来るって!」
「やった!終に円盤に乗れるか?」


所長はやや怒りぎみに所員達に訓示した。


「間違えるな!個人的に物を考えるな。円盤が来ると言う事は我々の力もここまでだと言う事だ。我々は何の為にここまで努力してきた。単なる個人的センチメンタリズムだったのか。我々の科学は彼等太陽系の進んだ科学よりも勝るとも劣るとは私自身考えていない。ただ我々には人々の協力と多くの資金が得られなかったという事だけだアダムスキーは人々に宇宙船を作れと講演した。しかし、我々はその様には言わない。逃げる者は常に逃げなければならないからだ。地球自身が一つの宇宙船だ。この世界において生きられない者は他の世界に行っても生きられない。当然の事だ。」


所員一同はこの所長の言葉で沈黙の中に入った。所長は落着いた声で通信をとった。


「太陽系連盟にお答えします。事態は急激な問題である事は察しますが、今ここでの急激な大挙円盤の来訪は下手をすると却って大きな混乱を引き起こし事態が収拾つかない結果になる事も考えられると思います。まだ地球の人々は今の状態を理解していません


我々が過去においても地球の危機を救いました。それはそれらが認めている事だと思いますが今回の場合もまだ可能性はあると思います。それゆえ、その前に貴方達幾人かの太陽系連盟の代表の方々と方法論において話し合いをしたいと考えます。」


「その件について連盟会議に報告してその結果が出たら又、連絡する。」


通信はこの事で一時中断した。


コスモス総合研究所・・・この研究所の存在は一部の人達を除いては世間ではあまり知られていない。秘密な訳でもないが高齢化社会の系列化した権威主義の世の中では誰も認めていなかっただけの事である。


しかし、その名前は度々新聞で見かけられていた。だが新聞の記事を読む限りこの研究所の実体は一般人にはまったく理解出来ないものであった。だがヨーロッパやアメリカでは逆に一部分ではあるが地球上でもっとも素晴らしい研究所と評価されていた。

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「コスモス総合研究所」本当にこんな研究所があったら素晴らしいですね。お金とか名誉を越えた人類にとって本当に必要な理想の研究所です。

(続く)

七次元よりの使者1



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七次元よりの使者1

お知らせのとおり1月26日(土)さいたま市(大宮)で「福島原発の真実と将来の対策」をテーマに五井野正博士の講演会が行われます。関東近郊に住んでいる方にとってはもちろん日本人にとって福島原発の放射能問題は身近で重要な問題です。

テレビなどを見ていると原発はすでに収まっているようなイメージを受けてしまいますが、実際には収まるどころか放射性物質がどんどん放出され続けているのが現状です。それを無視したりあきらめてしまうことは簡単ですが、講演で博士からの対応策を聞いて将来のために最善の策をとっていただきたいと思います。

前回まで宇宙に関することをしばらくご紹介してきましたが、今回は五井野正博士の著書『七次元よりの使者』に触れてみたいと思います。この本は五井野博士が20代の頃に書かれた小説で、

『祭りの前夜の巻』
『富士は燃ゆの巻』
『東京脱出の巻』
『第0巻(大霊感)』

の4冊プラス、
『新七次元よりの使者』
の5冊が刊行されています。

それぞれが一つのドラマのようになっていてストーリー性がありますので順番に読まれるのもいいですし、どの巻から読み始めても示唆に富む内容となっています。『第0巻』は全巻を縦断するような壮大なテーマとなっていて、太陽系の歴史や人類への警告についても書かれています。
現在は絶版のため、全巻揃えるとヤフオクでは25万というとんでもない価格となっていますが、以下のサイトで一部公開されていますので、そこから第0巻の記事を掲載いたします。

七次元よりの使者公式サイト

初めて読まれる方はタイトルだけ聞いてSF?宗教?オカルト?というイメージを持つかもしれませんが、実際には政治、経済、仏教、科学などなど…様々な分野のことを取り入れた、それでいて難しい言葉のない理解しやすい小説となっています。20代でこのような内容を書けることが驚きですし、読んだときは一体なぜこんな内容を書けるのか不思議でなりませんでした。本当にさまざまなことを体験してきたとしか思えないような内容となっています。

それでは1977年のベストセラー『七次元よりの使者 第0巻』より「落ち葉の落書き」をどうぞ。
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この小説はフィクションで登場する人物・団体等の名称は全て実在と関係ありません。但しこの小説と同じ様な事が未来に起きた時、これは私からの読者に対する冗談としてプレゼントにしたいと思います

落葉の落書き

何巻とも続くこの小説を書くにあたって私自身この小説以上に奇妙な体験をしてきた事とこの小説を書くに至った動機を読者に述べたいと思います。

それは時間と空間のカラクリと私個人の問題です。

私は理論的には時間と空間と質量の関係の法則を独自に十八の頃から持っていました。それはアインシュタインの相対性理論を超えていたものでした。

こう言うと生意気なとか自惚れ屋とか思う人もいるでしょうが私自身、その当時、それが私の人格上に命取りになるのではないかと思いごく平凡に生きようとしていた事は事実です。

しかし、小学校の頃からの科学への目芽え、自然に古典力学の法則を独自に知っていて中学校の時に波動化学という現代の科学にも考えられていない様な方法で自然を理解し又、兄貴の大学課程の教科書を終了していた私は科学に対して絶対の自負を持っていた為に終に高校に入ってから科学者そのものに対して冒瀆を考えるようになり始めました。

それは学生運動が盛んになり東大闘争が新聞紙上を賑わしている時期に決定的となったのです。

私はその時高校三年で志望校は東大でしたが私の年度が丁度安田講堂事件で東大入試中止であったけれどそれ以前に受験勉強は中止して哲学、宗教、政治経済の学問研究に入ってた為、かえってザマーみろと喜んでいたものです。

高校時代と言えば年度ごとに友達の関心が段々とテストの点取りだけに傾き家と学校をただ通って居眠りと飯だけを食って社会も世間も何も知らずに生きている有様と教師の無能ぶり、非人間性は腹だつ思いさえ感じ、これが大学、会社と表面的には変わっても本質的にはちっとも変わらない人生が果たして人間のなすべき事なのかと疑問さえ感じた。

これから救われる事はただ遊ぶ事だけだろう。

確かに教師は「大学へ行って遊べ。大学へ行かなければ何も出来ない」と生徒に言って受験勉強をさせたものだ。

で、大学で遊ぶ事はと言えばスポーツや旅行は高級な趣味マージャン・パチンコ・コンパ等遊びと言うより病みつきと言った方が適切だろう。

それが社会に出れば病みつきという言葉自身高級な趣味で既に病んでいる状態なのだ。

教科書は過去の歴史の人々が無知で野蛮で自由のない貧困な人々と教えてきた

本当にそうだろうか?本当に現代は自由で教養があって平等で文化的で進歩的かつ博愛に満ちた素晴らしい人達ばかりなのだろうか?

確かにその様にみせている人はたくさんいる。又、その様になりたいと努力している人達も数多くみる。だがその様な人、その様に出来る人はこの世に何人いるだろうか?
私は受験勉強をやめ本当の歴史、本当の社会の仕組みや社会の問題点を学んだ

日本は本当の意味では科学の分野においてはその歴史的形成がなくただ表面的な輸入型である為、逆に真の科学の発展に邪魔する様な教育方式が完全に社会全体を形造ってしまい、大学や国の研究機関は無能な教授や学者にとっては丁度よい温室となって正常な学問自体初めから何処にもなかったという実状なのだ。

だからこそ戦争と結びつき戦後は企業と結びついてそれが高校、中学、小学校、はては幼稚園と波及してネコも釈氏もみな点取り勉強になってしまっているのである。

本来なら国や企業は今の実状から見て秀才は敬遠したがるのが本当のはずだ。それが逆なのは秀才と点数で評価された人達程単純馬鹿で使い易いという事なんだろうか?

そういう意味で医学部から発っした東大闘争は人道的な共鳴と合いまって学閥問題、メッキはがれの権威主義の毒々しさ等の怒りも吸収して、一方神聖な大学の分野まで食いこむ政治的疑獄が発端となった日大闘争は戦前派のイヤらしさの象徴も含めて心情的な運動が学生運動という言葉によって両者が統一拡大しその頂点となった東大安田講堂事件は将に日本の純粋な歴史の一断面を見る様であった

私はそれを始めから終わりまでテレビに食いついていたがテレビを見る時点では既に公平な報道は無理なのだろう。相当権力側の方に向いていた。カメラで見る限りそれは学生運動ではなくゲバルト光景であった。

私は学生達が可哀想でならなかった。戦前派の人達はこれを見て学生運動というものを誤解するだろう。その行為は情のない親にオモチャを投げ捨てる様な子供の目に映ったかも知れない。

だがほとんどの学生は方法論においての賛否はともかくとして心情的に大きなショックを受け同情心が生まれるだろう。

つまり、テレビに映った時点で戦前派と戦後派の時代がハッキリ断絶されたのである。

私は法というものが恐ろしくてならなかった。少なくとも法を作り法を守る人達が機動隊の替わりに学生達と話し合うのが道理というものである。あの場に政治家や裁判官がいたのだろうか?

あの場で機動隊と学生が攻防戦を行うのはオリの中に入れた猛犬と猿の様なものである。外から飼い主がけしかけなければ意外と仲良くしているかも知れない。互いに動物であり争う事自体両者にとって得する事はなにもないからである。

機動隊が攻めなければ学生達は何もしないし、国が動かなければこれ程の問題本質を除れたバカ騒ぎも起きなかっただろうし、法でいく罪も犯さなかったのである。

一体、誰がけしかけるのか?

猛犬の前の猿はただ守備の為に戦うだけである一番問題なのはこういう状況を作ったのは一体誰か?彼こそ真犯人なのである。この光景は飼い主にけしかけられて興奮した猛犬に半殺しにされている猿の哀れな姿だけなのである。

これは今日形は違っても本質的にはまったく同じ様にして哀れな姿を写し出しているのが現代人なのである。そう感じないのは人によって順番が違うからだと言えないでしょうか。

私はあまりにもそういう半殺しにされている人達を見続けてきた。それは悲しい現実の詩であり欺瞞的な指導者達への怒りの詩を描き続かされてきた

そう思うと現代は不自由で愚教養で不平等で魔文化的で退歩的で憎悪に満ち、土地も家も持てない貧困な社会として眼に映ってしまう

だからこの世界を見ると過去も未来も色メガネの様にそう見えてしまうのではないかと疑ってしまう。だがこの社会がそうだからと言って宇宙の真理が同じくそうだと思ったらそれは大きな誤りである。宇宙の真理は何時の世でも投影している。ゆえに宇宙を無視し、自然界に反抗している今の現代こそ過去の時代にはなかった最も愚劣な最悪な状態と結論づけられるのではないか!
私はハッキリと述べられる。宇宙の真理の主体者は現代の政治家や裁判官と違って人々を真理に導かせようとするがゆえに人々との説得に既に降りてきているし、又降りようとしているのである。

これは理論でもなければ観念論でもないし期待論でもない、現実論である。

私が最初に奇妙で不思議な体験と言ったのはこの事に関係する。

最近、幽体や霊体で天国や地獄を見てきてどうのこうのとブームになり始めましたが、そういう事は昔からたくさんの人達がその様な経験をしたりその能力を持っていたりして別段特別な事ではない。

それはまだ魂の段階でゆえに輪廻や業の世界を見ただけです。もしそれを言うなら私などは何と言いましょう。霊体で見て来た世界は少なくとも普通の人では絶対に入れない処で人々の永生願っている様な処ばかりです。

つまり歴史とは関係なく久遠より存在していると言った方が正しいでしょう。まあ時々現世的になって未来予知したり、死霊を悟らしたり、宇宙を飛んだり、様々な聖人に会ったり、龍の上に乗ったりしますがあくまでも現実界に戻ればいつもと変わらない生活。もともと私は生まれた時から運命と共に生きてきたから奇跡そのものの言葉はわからないし今だに不可能という壁にぶつかった事もない。それだけに我欲という言葉が最大の落とし穴であった。

その私がなんで至難の道を自ら選んだのか?

こう言っても読者の方は私を知らないと思うので折りにふれこの本の第三巻あたりでいづれ述べたいと思う。

ところで事実は小説よりも奇なりと言われますが真実の世界はS・F小説よりもっと奇妙な事で私がこの四月に幽体でもなければ霊体でもなくこの身五体のままで体験した出来事はおよそ小説としても説明出来ない程の事であった。

多分この小説を読んだ方はこの小説が単なる小説でない事がわかると思う。

そして、それと同時にここに書かれている事が一体何処から知識を得ているのか疑問に思う方も少なくないと思う。

この小説を既に一巻、二巻出した処で読者から私が宇宙人なのか?ブッタなのか?それとも神なのか?と思う人達が多く出ている状態からしてこの0巻はそれ以上に読者に興味を持たせると思う。

恐らくこの本を読んで何も感じない人は、何の影響も受けない人は、この小説の中に書かれている様に最後において私の関係するところでもなくこの宇宙との関係もあり得ない

ただ御自由にどうぞというしかない。

私はもともと小説家になるなど考えた事もなかった。今でもそうだがただ小説家と言われているに過ぎない。でも小説によって人々に何かを示そうとする事は確かに面白いし気楽である。そういう意味では多分これからも小説という形で述べていくと思う。

小説を読まれた方を悩ましてもいけないと思うので少し述べておきますが信じる信じないはどうでもいいいのです

この小説は必ずしも真実ばかりとはいえないが、今の社会や学問を真実と思うよりはこの小説に書かれている方を真実と思った方が救われるでしょう

この中の多くは私が日常体験をした事を私なりに才を持って小説的に再構成しているものであるし、私は既に未来を見て来ているのです。悪しからず。

そんな事がありえるか!

と御疑いの向きの人も先ずこの本を読んでから再一度この“落ち葉の落書き”を読んでもらってまだ納得がいかないという相当の猛者には一巻、二巻、三巻・・・・と読んで頂いてそれでもという人はきっと体験絶対主義だと思われるので、特別に体験してもらって納得してもらおうと思っている。

ところでこの小説は時間と空間と質量の問題が大きく比重を持っているので多少ともこの小説の巻の構成が時間、空間とも様々に変わって普通の小説の様にはすんなりとは読めないかも知れませんが全体を読み終えた時に、各部分、部分が生きてわかってくると思います

そういう意味でこの小説は0巻でも一巻や二巻、三巻からでも自由に読み始められるようになっていてそれなりの味わいが出来るのです。

そして、思考的に時間というものを平面的に、立体的につかめるようになってもらいたいと思っています。

確実にやって来る未来の恐るべき世界のために。

一巻は初めての小説だけにそれは、ギターを初めて弾く人がいきなりレコーディングをするという無茶苦茶な話だけれども友人を助けるという為に三週間で書きあげて校正も流す程度で出版してしまった事は、やはり色々と問題があって今でも赤面のする思いであるが内容自体は読者から好評で、ここでは現代社会の一面性から問題テーマを浮き出していてそれだけに身近な問題が読者に現実感を与えているからでしょう。

二巻は現実面より多少ステップしてここで基礎的知識を気楽に理解してもらえるように筆を下しているし、既に小説家になりきっている作品です。

三巻はやがて訪れる事件を通して人々の動きとそこにある真実の法を現実の社会に影響を与える位の力作に描くつもりで、ただいま思案中です。

四巻は円盤に..........?です。

落葉の落書き・第三巻に続く
1977年9月20日 著者記す

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「落葉の落書き」という前段で、すでに一体どんな内容なのか気になって惹きつけられてしまいますね。
すでに読まれた方もいらしゃるとは思いますが、続きを楽しみにお待ちください。

(続く)

おまけ
火星のクレーターに地下水湖の痕跡を発見、NASA発表
1月21日(月)

米航空宇宙局(NASA)は20日、火星を周回している探査機マーズ・リコネサンス・オービターの観測で、火星のクレーターの底に地下水がたまってできたとみられる古代の湖の痕跡が見つかったと発表した。火星にかつて生命が存在していたとする説をさらに支持する証拠になるという。英科学誌「ネイチャージオサイエンス」電子版に論文が発表された。火星の南極には大量のドライアイスという研究結果も

MRO搭載のスペクトロメーターの観測データから、通常は水が存在する場所に形成される炭酸塩鉱物と粘土鉱物の痕跡が深さ2.2キロメートルのマクローリン・クレーターの底部に存在することが示されたという。

NASAはかつてクレーター内部に水がたたえられ、その水の流入元である地下域が湿潤環境で、生命が生息可能な環境だった可能性があると述べている。

NASAは、同クレーターには大規模な水の流入経路が存在しないため、湖は地下水によって形成された可能性が高いとみており、今回の発見が「炭酸塩が外部からクレーターに流れ込んだのではなく、湖の内部で形成されたことを示す最良の証拠になる」としている。(AFP=時事)



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